2016年3月にアラスカより日章旗が持ち主の息子さんへ返還された時の通訳を担当しました。
この旗は、激戦地硫黄島より米兵によってアメリカに持ち帰られたものです。
遺品を整理していた元兵士の息子さんが見つけ、現地の日本語を学ぶ学生さんや先生、いろんな方々の協力と
地元新聞社の協力もあり、70年ぶりに返還されたのでした。
この度、嘉麻市碓井平和祈念館この旗が寄贈されるというご案内をいただいて、
担当した通訳として是非とも見届けたく参加させていただきました。
その時の記事がこちら。
これはアメリカからはるばる自分の手で返還したいと嘉麻市までおいでいただいたお礼に
ご遺族から米兵ご遺族へ送られた博多人形です。
本当の意味で、戦後の遺産と両国の懸け橋のお手伝いになれた と感じた
私の通訳人生の中でも 心に残るお仕事となりました。
このお仕事とのご縁も、いろんな方のご紹介で私にたどり着いたお仕事。目に見えないご縁に感謝すると共に
一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思っています。